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【概要】

主人公の成長を描いただけのありふれた漫画とは類は同じながらも、その独特なセンスや表現方法で常軌を逸した奇作。映画化された漫画「ソラニン」とも同じ作者の浅野いにおの作品。

まず表紙を開いて物語を読むにあたり、目の当たりにするこの作品の特徴は『主人公が人間に見えない』こと。
その名をプンプンといい、どう見てもヒヨコの落書きのようなのである。

しかし、彼が生きる世界は僕らのものとは何ら変わりのない普通の世界。学校があって、家庭があって、社会があるこの日本。登場人物もプンプンとその家系以外はみんな普通に人間の姿で描かれている。

なぜ主人公とその家系だけそんな風に描かれているのか、訳もわからないまま当たり前のように物語は普通に進行する。

愛子ちゃんという女の子に恋するプンプンの中でうずめく、言葉に出来ない葛藤。
エロ本探しに意気軒昂で、エロビデオを見るためなら休日を潰すことも惜しまない小学生たち。

そして彼を見守る「神様」の存在や、みそ工場跡地に隠された死体の謎。

文学的で、シュールで、芸術的。それでいてクレイジーなんだけど美しい世界の中で、プンプンを何を学び生きていくのか?
ビッグコミックスピリッツで連載されており、現在、単行本が8巻まで刊行されている。


※まだ読んだことない人に対して配慮して書くけど
  一応少しネタバレ注意。


【感想】

「なんだこれ?」が第一の感想です。良い意味で。
僕はこの漫画だけは新刊が出るのがすっごく楽しみで、初回限定版なども狙っちゃうほどの、ライフルのスコープでバードウィッチングするほどの虎視眈々っぷりなのだけど、その価値はあると思ってます。

ただそれは僕個人の気持ちで、世間じゃ賛否は分かれている様子。

「1、2巻の頃が一番良かった!」って思う人もいるし、「どんどん面白くなっている!」って人もいるんです。僕は後者。なんとなく欝になる描写とかあったりするけど、僕はそういうのもまとめてこの作品の良さだと思ってますよ。

諸行無常。変わりゆくキャラクターたちと、街の風景まで描写された完成されたこの漫画は非常に前衛的で、この先どうなるのか僕はわくわくしてたまりません。
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